我慢の限界を超えてしまった。
いままでも何度か妻の文句やモラハラ的な言葉に怒りで震えたことや、物に当たる、そんな状況はあった。
そんな時、その場から離れたり深呼吸したりと理性で抑えることができていた。
しかし、先日わたしは越えてはいけない一線を越えてしまった。
妻を殴ってしまった。
私たちは、結婚4年目である。3歳の長男そして、妻のお腹には3カ月の胎児がいる。
前半は、今回の流れと、もっとこうしていれば良かったと思う反省、そして今後同じことを起こさないための対策
後半は、「警察に届けて離婚しよう」と妻が考えた場合の夫の処遇など説明します。
喧嘩のきっかけは些細なこと
源泉徴収票を取り寄せるため、昨年働いていた職場のひとつに連絡をしたくない妻
社長と揉めて2週間でクビになったところへ電話をするのが嫌という理由で取り寄せていなかったのです。



次々に出てくるトンデモナイ言葉...意味分からないんですケド⁉

ここで既にヤバい展開になりそうなことを感じてましたが、そもそも申請する時に話してたでしょう。
それに、「すみません。妻はそんなに稼いでいませんでした、もっと控除額増やして下さい」って、言えるわけないでしょ。脱税じゃねーかよ。
ここは引けません。
妻が電話をかけにくいなら私が電話して郵送してもらえるようにお願いするからと提案してみてみたのですが流されます。そして、いつもの文句が始まります、

(ワタシ:聞いてないor覚えてない)

要領ワルイ
カチン。

必要だから貰っといてって言ってたでしょう
実際はもう少し汚い言葉です。

頭おかしんだよ
思い出しながら書くだけで少し腹立たしく思えます(-_-メ)
私:「はぁ、誰に向かって言ってるんですか」
私:「書類が必要だから貰う話でしょう」
私:「頭悪いとか要領悪いとか、頭おかしいって何ですか」
実際はもう少し激しい口調ですww
こどもが笑ってる声がきこえてました・・・



プチン。👊
妻をグーで殴った。力の加減は2割ぐらい。
一瞬のできごとだったが、殴る寸前、自分が情けなく思えたのをハッキリ覚えている。
ブレーキを踏んだのだろう、顔ではなく肩を殴った。
妻は座り込んで泣いた。
暴力はいけない。そんな薄っぺらい言葉では解決にはならない
こんなこと書くと「反省していない」「あなたの考え方は間違っている」とお叱りをうけるかもしれない。
しかし、「ダメなものはダメ」「暴力は絶対ダメ」「悪いことをしてはいけない」といった言動を禁止するような言葉は、事前に言うことであって、事後に使うには薄っぺらい言葉である。
配偶者を殴ったヤツが偉そうにと受け取られるが、猛省し「暴力はいけない」ことを再認識し、「暴力はいけないこと、ダメだ、絶対にしてはしてはいけない、絶対に、絶対に・・・」と深く胸に刻めばいいのだろうか。
やってはいけないことだと分かっている相手に反省を促す言葉ではあるが、根本的な解決にはなっていない。再び同じことが繰り返される。
反省しないより多少はマシ程度の定型句
例えば、子どもがやってしまったことを叱るとき「ダメって言ったでしょう」ではなく、どうしてダメなのか、なぜやったのか、どうすれば今後やらないのかを考えさせることが必要なのと同じように・・
正しい方法、正解なんて一つではないですが、「なぜやったのか」「今後やらないため」、お互い以下の2点を明確に分かり合うまで話し合いことで解決できると私は思います。
- どの分野のどういった内容が一線を越えるのか理解する
- 相手がキレるポイント(単語)を明確に分かる
ただ危惧されるのは、お互いの一線が明確になったことでピンポイントでその部分を突くことができるようになるため、言い合いがエスカレートしていくと同時に一線を越える可能性があるということです。
ですから重要なことは大事に至る前に回避することなのです。
- 自分または相手が大声になったらその場から離れる。
- メールやメモで伝える、イヤミを入れない。
- アンガーマネジメント(6秒我慢)する/教える
殴った夫の刑事責任、民事責任そして会社での処分を考える
まず、私は逮捕されてませんし、被害届も出されてません。
しかし、今回の件でどのような状況になるかまとめてみました。
まず、反省を促す意味で警察へ連絡しようと考えているなら、少し待って下さい。
連絡の内容(言葉の使い方)によって、あなた(と子ども)はシェルターへ行き旦那さんは勾留される可能性があります。
しかし、これは被害届を思いとどませる意味ではなく、不本意でトントン進み離婚とならないために知識として知っておいていただきたいためであって、決して暴力を耐え続けることを推奨しているわけではありません。また反対に、離婚を肯定しているわけでもありません。
暴力をうけて被害届を出すときの大前提として、離婚を決意した(考えた)ときに行います。
離婚しない場合も含め以下の4項目が考えられます。
離婚したくない場合
警察へ連絡した場合、被害届を出さなくとも、夫に対しては口頭注意や指導は行うでしょうが...夫婦ゲンカは犬も食わないとも言いますし。
以後も生命に危険が及ぶと判断された場合はシェルターへ行くでしょうが、我が家の程度なら、お互い話し合って下さいスタイルでしょう。
原因は十人十色です、話し合って解決するには結局どちらか/どちらも変わらなければいけないでしょう。今のままだと何も解決しないので冷静に分析することが必要です。
修復するためには、努力が必要なのです。
私の満たされないところはなんだろうと考えると、心の部分では癒し、信頼、共感が満たされていません、満たされないどころか男としての誇りをくじかれてます、それが優しさや気遣いができない行動につながっていると自分なりに考えています。基本メンドくさがりなので気持ちを満たされても根本を変えないといけませんね。そこは理解しています・・。
一方、妻の満たされないことは、と考えると愛情でしょう。現に何度か言われたことがあります。愛情があれば辛いことだって何とかなると・・大事にされていると感じたいと。
家事をやらないと妻は文句をいいます。だいたいそこから始まります。愛されていると感じていれば言わないのでしょうか。
答えは分かりません、私は完璧とまでは言わなくても家事、育児に参加している方だと思っていますが、妻は全然やっていないととらえています。
『男は誇りで生き、女は愛情で生きる』
そして行動する、気持ちを注ぐのは・・・あなたも、配偶者も。
卵が先か鶏が先か
と自分にも言い聞かせています。我が家は危機的状況です(T_T)
離婚したい場合
裁判や調停で、証拠があるとスムーズにいくので、ボイスレコーダー、暴言・暴力を受けたことが記載してある日記、加害者や周囲の人とやりとりしたメールがあると良いでしょう。
別れたいと思ったときは妻の行動により以下のことが考えられます。
刑事責任を追及する
妻が警察に届け出れば、暴行罪容疑で逮捕されますし、ケガをした場合は傷害罪に問われるでしょう。
今後も危険があると判断されるとシェルターへ避難し、離婚へ向けて手続き(離婚の手続きは民事)を行っていきます。
殴った夫の大まかな流れは以下のようになります。
被害届(110番通報)→警察(任意聴取、逮捕状、現行犯)逮捕→検察官送致→勾留→起訴又は不起訴(起訴猶予)、裁判で実刑、罰金刑、執行猶予
示談し途中で被害届を取り下げ決着することが多いようですが、示談しないで判決で有罪になると(ほぼ確実)前科が付きますので、業種により仕事にも影響がでます。
そして、今後も更に暴力によりその生命及び身体に重大な危害をうけるおそれが大きいと判断されるとDV防止法の適用を受け保護命令が出されます。
保護命令の種類
- 申立人への接近禁止
- 申立人への電話等禁止
- 申立人の親族への接近禁止
- 子どもへの接近禁止
- 退去命令
民事責任を追及する
夫の対応にもよりますが、民事訴訟で離婚することと慰謝料を請求されます。
会社での責任
数日間勾留されて会社を休むことになれば、周りの目も厳しくなり居づらくなるでしょうし、前科・前歴が付くと解雇されるところもあります。
また、慰謝料や罰金などの支払いで会社の給料が差し押さえられることも考えられます。
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以上が「妻を殴ったあとの反省と今後起こさない対策、訴えられた場合こうなる」でした。
みなさまの平穏で幸せな日々を祈念しております。 老兵
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